
ガスミュージアムブログ
瓦斯野炎男の美味しいミュージアム【祖師ヶ谷大蔵編】 〜「『生きもの空間』バイオリウム」と、日本一に輝く至福のクレープ〜
こんにちは、瓦斯野炎男です。
前回【豪徳寺編】から続く旅の後半戦。東京農業大学「食と農」の博物館で、私はまだ語りきれていない「驚き」を残していました。
1.「食」で繋がる、ミュージアムの絆
2階の酒コーナーに目を奪われ、あやうく見落とすところでした。1階の入り口付近に、誇らしげに掲げられた「食文化ミュージアム」の認定書。よく見れば、ここは「①博物館・美術館」としての認定です。

実は、我がガスミュージアムも「③食関連施設」として認定を受けています。認定のカテゴリーこそ違えど、「食」という文化を後世に伝える志は同じ。思いがけない場所で見つけた共通点に、背筋が伸びるような思いでした。
2.境界の溶ける「バイオリウム」へ
博物館の連絡口を一歩出ると、そこは別世界でした。「生きもの空間」バイオリウム。
バイオ(BIO=生きもの)とリウム(RIUM=空間)を組み合わせたこの場所は、動物園、植物園、水族館といった既存の枠組みをあえて取り払った不思議な空間です。
進化生物学研究所が世界各地で収集した、貴重な動植物たちが一堂に会しています。
ふと足元を見れば、アフリカ原産のケヅメリクガメが悠然とお散歩中。
この網の中にはマダガスカルのワオレムール(ワオキツネザル)の親子も潜んでいます。
ここは単に「眺める」場所ではありません。事前に予約をすればガイドツアーにも参加できるとのこと。生きものたちが共生するこの濃密な空気感は、五感を研ぎ澄ませてこそ真価がわかるはず。再訪を心に誓い、後ろ髪を引かれる思いでバスに乗り込みました。
3.ウルトラマンの街で、日本一の甘い誘惑
バスに揺られて数分、辿り着いたのは「ウルトラマンの街」として知られる祖師ヶ谷大蔵です。駅を降りれば、商店街のあちこちにヒーローの気配が漂います。
しかし、今の私の目的は怪獣退治ではありません。少々空いた小腹を満たすため、いまSNSで絶大な支持を集める「聖地」を目指します。商店街を歩くこと4分、見えてきたのは「クレープリーチロル」。
驚くべきことに、食べログに登録されている全国3千店以上のクレープ店の中で、なんとランキング1位に輝く名店です。窓口で注文を済ませ、期待に胸を膨らませてイートインスペースで待ちます。
4.宝石のような一皿との対面
運ばれてきた瞬間、思わず感嘆の声が漏れました。
たっぷりと盛り付けられた桃の瑞々しい輝き、そして可愛らしくあしらわれた「いちごのくま」。これはもう、スイーツというよりは芸術品です。一口食べれば、フルーツの甘みとクリームの軽やかさが口いっぱいに広がり、日本1位という称号の重みが納得へと変わります。
豪徳寺の「食の源流」から、祖師ヶ谷大蔵の「生きもの空間」、そして最後は至福のデザートへ。
「食」を巡る冒険は、いつも新しい発見と甘い驚きに満ちています。さて、次はどの街の「美味しい」を探しに行きましょうか。
それでは、また次回の「瓦斯野炎男の美味しいミュージアム」でお会いしましょう!
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