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企画展がはじまって一か月たちました

テーマ:     公開日:2014年02月09日

以前のブログでも紹介しましたが、作品は井上安治が描いた134点の作品より45点を展示しております。作品に取り上げられている場所は、赤坂の紀尾井坂を西端に、東は千葉県市原の弘法寺までありますが、多くは上野、浅草から隅田川付近になります。
今回は、約百三十年前の東京の姿を描いた作品と、現在の風景を比較出来るよう、昨秋に撮影した写真を合わせて展示していますので、いくつか紹介してみます。

赤坂仮皇居

赤坂仮皇居

現在の風景

現在の風景

場所は現在の赤坂離宮東側の、紀尾井坂上附近になります。
この様に作品と現在の風景写真を比べると、意外と場所が変わらない姿をとどめていることが分かります。

一方作品からでは、現在の風景が分かりづらい場所もあります。

柳島妙見

柳島妙見

現在の風景

現在の風景

作品名にもある妙見堂はコンクリート製の建屋に姿を変え、写真の中に大きく写っているのは東京スカイツリーになります。

今回展示している45点の作品は、当時の風景を色刷りの木版画で表現され、絵葉書サイズの作品から私たちに当時の様子を伝えてくれています。
その後東京の街は、災害復興や都市開発でこれまでも、そしてこれからもその姿を変えてゆくかと思います。3月30日(日)まで展示会は開催していますので、130年あまり前の街の記憶を、展示作品を通して感じて頂ければと思います。

 

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