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ガス灯を探しに行こう! 第3回 銀座のガス灯

     公開日:2021年05月21日

明治7年(1874)銀座通りに東京で最初のガス灯が灯りました。
残念ながら当時のものは残っていないので、復元されたガス灯を探してみましょう。
皆さん!これはどこかわかりますか?

銀座通り・銀座三丁目の信号を有楽町側に一本入ると「銀座ガス灯通り」があり、
復元されたガス灯が数基灯っています。
ガス灯の根本にある解説プレートを写真で拡大してみました。
現地では、地面にかがみ込まないと読めません。実際にかがんで読んだ方はいらっしゃるのでしょうか?

銀座のガス灯

 ガス灯が日本で初めて敷設されたのは
横浜で1872年(明治5)のことでした。
二年後の1874年(明治7)には銀座の街にも灯るようになり、
ガス灯は文明開化の象徴といわれ当時の話題にもなりました。
このガス灯は1985年(昭和60)
東京ガス百周年を記念して復元しました。
【左図は広重(三代)画】
「東京名所図会 銀座通り煉瓦街より部分」
暮れなずむ銀座一丁目付近で
点消方(点灯夫)が二本の棒であやつり
ガス灯に火を入れるところ。

銀座三丁目ガス灯通り振興会

このプレートに紹介されている三代広重の東京名所図会『銀座通り煉瓦造』 
点消方(点灯夫)がガス灯に火を灯している絵ですね。
当時は、この点灯に見物人が集まったそうです。

銀座煉瓦街は、明治5年(1872)銀座から築地一帯が焼失した大火をきっかけに、明治新政府が開化政策の一つとして着手したものでした。ロンドンやパリにならい家屋を石造りにして火事で延焼しない街にするという計画です。大通りの道幅は、当時としては画期的な広さで27メートルもあり、歩道と車道を分けて街路樹も植えられました。明治7年(1874)に完成しました。
写真を見てみると、その様子がよくわかりますね!

この銀座煉瓦街は残念ながら大正12年(1923)の関東大震災で被災してしまいます。
当時の煉瓦壁が銀座煉瓦街遺構として江戸東京博物館や江戸東京たてもの園に展示されています。これは、昭和63年(1988)に銀座8丁目のビル工事現場から偶然発見されたものだそうです。ちなみに、江戸東京博物館には銀座煉瓦街の精巧なジオラマ模型があります。私は見に行った時にこのジオラマ模型に魅せられて気づいたら30分が経過していました。同博物館の公式YouTubeでも銀座煉瓦街の様子を見ることが出来、ガス灯も楽しめますよ。

さて、現在の銀座ガス灯通りに戻ります。

最後にもうひとつご紹介しましょう。
三菱UFJ銀行様の裏側に王子ホールがありますが、王子製紙様の創設者は東京ガスと同じ渋沢栄一です。
こちらのビルの前と横にもガス灯があります!石造りのビルにガス灯が映えてヨーロッパの雰囲気です。

撮影に行った時は、残念ながら点灯していなかったのですが、近くを通ったらまた見てみたいと思います。皆さんも銀座に行かれたら、表通りから一本入ってガス灯の灯りを探してみてはいかがでしょうか。

担当:E☆H

 

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