
ガスミュージアムブログ
収蔵資料を紹介します。【その8】
ガステーブル「炊けるくん」
販売年:昭和59年(1984) 販売価格:¥37,800-
寸 法:幅595mm 奥行506mm 高さ222mm 重 量:19.3kg
台所のガス台に設置できる寸法に収まる「グリル付ガステーブル」と「炊飯器」を一体化した製品です。
台所の設置スペースを有効活用し、ガス火による炊飯の要望に応えた製品として開発されました。
外観は通常の二口ガステーブルに見えますが、コンロの下にある片方のグリル部分で専用器具を使用する
ことでご飯を炊くことができます。専用のふた付き炊飯鍋は、フッ素樹脂加工が施された厚手のアルミ
鋳物製で、約3合のご飯を炊くことができ炊き上がりはブザーで知らせてくれます。
またこの炊飯鍋は蒸し器としても活用できます。
「炊けるくん」という愛称で紹介された製品には、センサーを活用した炊飯機能のほか、コンロやグリルに
立ち消え安全装置を搭載し、使いやすさと安全性にも配慮されています。
現在ではこのコンセプトをさらに発展させ、コンロに搭載した温度センサーを活用し、厚手の金属製鍋や
専用土鍋を使った自動炊飯が可能なガスコンロが登場しています。
必要な量のご飯を調理中に同時に炊くことで、毎食炊きたてのご飯を食べることができ、保温の手間も省けます。
また、お手持ちの土鍋で火加減を調節しながらご飯を炊くこともできますので、ご興味のある方はぜひ土鍋
でのご飯炊きをガステーブルコンロで試してみてください。
次回はどのような資料が紹介されるのかを楽しみにお待ちください。
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