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瓦斯野炎男の美味しいミュージアム【表参道編】 ~「紅ミュージアム」と“ぱっかーんオムライス”「yellow表参道店」~

テーマ:     公開日:2026年03月03日

こんにちは、瓦斯野炎男です。今回は東京でも最もおしゃれな街、表参道に来ています。その目的は、3月22日まで開催している企画展「明治おしゃれ物語」でご協力いただいた「紅ミュージアム」を訪問するためです。小平から電車を乗り継ぎ、地下から青山通りに出ると、その洗練された雰囲気に思わず背筋が伸び、少し緊張してしまいます。しかし、緊張したせいか、はたまた美食への期待からか、お腹がすいてきました。そこで、まずは皆さんもきっと気になるであろう、あのお店に向かいましょう。骨董通りに入るとすぐに見えてきたのは、SNSでも話題沸騰の「yellow表参道店」です。今回は、その名物である“ぱっかーんオムライス”と“飲めるフレンチトースト”を求めて、行列覚悟でやってきました。

店内に入ると、スタッフの方々が元気の良い掛け声を響かせており、活気ある雰囲気にこちらも気持ちが上がります。席に案内され、丁寧にお勧めメニューを説明していただいたので、迷わず「ダブルチーズハンバーグオムライス」と名物の「飲めるフレンチトースト」を注文しました。
期待に胸を膨らませて待っていると、まずは華やかな「ぱっかーんオムライス」が登場です。

目の前でスタッフさんがナイフを入れ、トロトロの卵が「ぱっかーん」と開く瞬間に心の歓声が上がります。

続いて、熱々のハンバーグがオムライスの上にのせられ、コク深いデミグラスソースが惜しみなくかけられていきます。

そして最後の仕上げは、濃厚なチーズソース。これで「ダブルチーズハンバーグオムライス」の完成です。

ナイフで割ると、ハンバーグの中にもとろーりチーズが入っており、まさに“ダブルチーズ”の贅沢さ。

ふわとろのオムライスと濃厚なチーズソースの組み合わせは、まさに至福の味です。ジューシーで肉肉しいハンバーグが食感のアクセントとなり、見た目も食べ応えもボリューム満点。一口食べるごとに、幸せが口いっぱいに広がります。

メインのオムライスを堪能した後は、お待ちかねのデザート、“飲めるフレンチトースト”の登場です。見た目からしてふわふわで、期待が高まります。

温かいフレンチトーストに、惜しげもなくたっぷりのメイプルシロップをかけ、ひんやり冷たいアイスクリームをからめて一口。とろけるような食感と、メイプルシロップの優しい甘さ、そしてアイスクリームの口溶けが一体となり、文字通り「飲める」と表現するのがぴったりなほどの滑らかさです。これはもう、飲み物と言っても過言ではありませんね!

お会計を済ませて退店すると、スタッフの方が店の外までお見送りをしてくださり、そのホスピタリティに感動しました。久しぶりに入店から退店まで、これほど気持ちよく過ごせるお店に出会えたことに感謝です。

お腹も心もすっかり満たされたところで、骨董通りをさらに進みます。約700mほど歩いたところで、目的地の「紅ミュージアム」が見えてきました。

期待に胸を膨らませて、早速中に入ってみましょう。

紅ミュージアムは、江戸時代から続く最後の紅屋「伊勢半」が運営する資料館です。文政8年(1825年)の創業時から今日まで受け継いできた紅づくりの技と、日本の化粧の歴史・文化を、数々の貴重な資料とともに公開しています。「紅」を知り、学び、そしてその唯一無二の美しさを体感できる、まさに紅の専門空間です。

紅」とは、紅花から抽出される赤色色素のことで、その原材料である紅花の原産地は中近東やエジプトといわれています。遠くシルクロードを渡って中国に伝来し、日本には紅の抽出方法も含めて3世紀中頃までには伝わっていたと考えられているそうです。驚くべきは、紅花の花びらに含まれる赤色色素がわずか1%という希少性。紅の抽出には途方もない手間がかかり、染料とするには高度な技術と知識を要することから、その製造は限られた職人にしか許されず、技術の継承が非常に重要視されてきました。

常設展示1「紅」を知る
最初の常設展示では、「紅」そのものについて深く掘り下げています。江戸時代、紅花は高級織物の染料や化粧料、さらには食品着色料の原料として盛んに取引されていました。ここでは、紅花産地での原料加工から、需要地への輸送、そして紅屋での「紅」製造風景、販売戦略に至るまで、江戸時代の「紅」産業全体が、当時の貴重な道具とともに紹介されています。紅がいかに当時の経済と文化に深く根付いていたかがよく分かります。

紅問屋伊勢半の想定復元模型の写真です。

常設展示2 「化粧」を知る
続いての常設展示では、江戸時代を中心に日本の化粧の歴史が紹介されています。当時の女性たちが実際に使っていた化粧道具や、浮世絵などの絵画資料を通して、赤(口紅や頬紅)、白(白粉)、黒(眉墨やお歯黒)という三色で完成された独特の化粧術に触れることができます。また、江戸時代の「紅猪口」から、時代を経て昭和の「リップスティック」へと変化していく「紅」の移り変わりを知ることで、化粧文化の進化と変遷を興味深く学ぶことができます。

常設展に加え、紅ミュージアムでは企画展や紅点し体験といったイベントも定期的に開催されていますので、訪れる時期によって様々な楽しみ方ができるでしょう。

さて、今回は“ぱっかーんオムライス”と“飲めるフレンチトースト”を味わい、そして奥深い“紅”の世界についてお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。皆さんも、あの驚きの“ぱっかーんオムライス”を、ぜひ一度味わってみてください。
そして表参道からは離れていますが、紅ミュージアムからお借りした化粧道具も展示している、ガスミュージアムで開催中の企画展「明治おしゃれ物語」(3月22日まで)にも足を運んでいただけると幸いです。

それでは、また次回の「瓦斯野炎男の美味しいミュージアム」でお会いしましょう!

 

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