
ガスミュージアムブログ
瓦斯野炎男の美味しいミュージアム【品川編】 ~「クロネコヤマトミュージアム」と“絶望のスパゲッティ”「IVOホームズパスタ」~
こんにちは、瓦斯野炎男です。今回はターミナル駅の品川に降り立ちました。その目的は、今話題の“絶望のスパゲッティ”を味わうためです。皆さんは“絶望のスパゲッティ”をご存じでしょうか?
もともとイタリアには、その名の通り「絶望のスパゲッティ」と呼ばれる料理があるそうです。これは、お金がなく食材を買えない人が、ニンニクと唐辛子、ブラックオリーブだけで作ったパスタしか食べられない貧しい状況に絶望したことから名付けられたとのこと。そのユニークな名前の背景に、食べる前から興味をそそられます。目指すお店は、アトレ品川の4階にあります。駅直結なのでアクセスも抜群です。飲食店が集まる4階に上がると、ひときわ賑わっている店が「IVOホームズパスタ」でした。お店の前にはたくさんの椅子が並べられ、既に長い行列ができています。


入口には美味しそうな料理の写真が飾られており、空腹のお腹がさらに鳴り響きます。

一時間ほど待って、ようやく入店。席に着くと迷わず“絶望のスパゲッティ”を注文します。

お得なランチセットには、サラダ、バゲット、シャーベットが付いてくるのも嬉しいポイントです。待ちに待った“絶望のスパゲッティ”は、お皿からあふれんばかりの想像以上のボリューム!トマトとにんにくがガッツリ効いたスープスパゲッティで、たっぷりのスープに麺を絡めていただきます。洋服にスープが跳ねて“絶望”することもあると聞きますが、慎重に食べ進めました。トマトとニンニク、そしてピリッとした辛味の組み合わせはまさに抜群。この量ながらも、あっという間に美味しく完食です。残ったスープにはバゲットを浸して、一滴残らず味わい尽くしました。これなら“絶望”するどころか、むしろ「幸福のスパゲッティ」と呼びたいくらいです!

口いっぱいににんにくの香りが広がり、残念ながら会話ができる状態ではないため、このまま次の目的地、ヤマトグループ歴史館「クロネコヤマトミュージアム」へと向かいましょう。アトレから歩いて8分ほどの距離にあります。ヤマト港南ビル内に位置し、ヤマトグループが2019年に創業100周年を記念して設立した施設です。

エスカレーターで2階に上がり、総合受付で必要事項を記入すると、6階のミュージアム受付まで案内されます。6階へ上がるエレベーターの手前には、この建物の精巧な模型が展示されていました。

この建物、実は外周のスロープを活用した珍しいミュージアムなのです。なんと、そのスロープの上下は車路となっていて、実際にトラックが走っているというから驚きです。

6階の受付から、緩やかなスロープを下りながら、ヤマトグループ100年の歩みを一歩ずつ追体験していきます。

創業の地である銀座の移り変わりとともに、「大和便」の誕生や、今や世界中で愛されるネコマークの秘話に触れることができます。さらには、画期的なビジネスモデルである「宅急便」が、数々の困難を乗り越えて社会に定着していく軌跡が詳細に展示されていました。今では当たり前のように頼んだ翌日に荷物が届くこの仕組みが、決して簡単なものではなく、多くの人々の努力と工夫の上に成り立っていることを実感します。
実際に「宅急便が届くまで」の工程が分かりやすく紹介されており、その緻密なシステムに目を奪われます。

また、セールスドライバーの仕事内容にもスポットが当てられ、彼らが日々どのような業務をこなし、私たちの生活を支えているのかを知ることができます。

制服の変遷の展示では、歴代の制服がずらりと並び、実際に着用して写真を撮れるコーナーもありました。

そして、トラックの展示も充実しています。

中でも特に興味深かったのは、車両内部です。普段からお世話になっているクール宅急便が、冷蔵・冷凍品をどのようにして新鮮な状態のまま届けているのか、その緻密な配送の仕組みをよく理解することができました。また、運転席から荷台へ立ったまま移動できる構造には感心させられます。これは、作業効率を最大限に高めるための、まさにプロの工夫だと感じました。

最近では、環境への配慮から電動アシスト自転車なども導入されており、持続可能な物流への取り組みも紹介されています。

最後は、未来の街を創造するラウンジコーナーで、ヤマトグループの未来に向けた紹介映像などを観て締めくくります。年間23億個もの荷物を5万台の配送車で届けているという数字には圧倒されます。次の100年も、持続可能な社会の実現に向けて様々なチャレンジを実行されていることがよく理解できる、非常に充実した展示内容でした。
今回は“絶望スパゲッティ”を味わい、そして“宅急便”の奥深い世界を体験する旅をお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。皆さんも、絶望するどころか幸福感に包まれる“絶望スパゲッティ”を、ぜひ一度味わってみてください。それでは、また次回の「瓦斯野炎男の美味しいミュージアム」でお会いしましょう!”
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