企画展
「銅版画とともにみる明治の東京」展
東京名勝三十六景「日本橋真景」
尾関トヨ 1889(明治22)年
東京名所之内 日本橋真景
小林幾英 1886(明治19)年
東京名勝三十六景「上野清水真景」
尾関トヨ (制作年不明)
上野清水観音之景
清水市郎 1887(明治20)年
明治時代になると、それまでの印刷技術の主流であった木版に併せ、石版や銅版といった新しい印刷技法が伝わりました。
東京に新しく登場した建物や橋などの開化風俗の様子や、不忍池や浅草寺などこれまでと変わらない風景は、木版画のほか石版画や銅版画でも描かれて人々の手に渡りました。
明治20年代には、写実的な描写表現ができる石版画は数多くの作品が制作される一方、銅版画は切手や紙幣などの緻密で大量の印刷用途や、一枚物の作品のほか、本の挿絵などにも用いられました。
今回はハガキサイズ紙面上に表現された、銅版画による細密な東京風景と合わせ、同時期の木版画や石版画と比較展示することで、文明開化期の東京の様子を、表現の違いより紹介します。
会期 | 2014年4月5日(土) ~ 6月8日(日) |
開館時間 | 午前10時~午後5時 |
休館日 | 月曜日、ただし5月5日(月・祝)開館、5月7日(水)休館 |
会場 | ガス灯館2階「ギャラリー」 |
交通 | 交通情報、最寄地図はこちらをご覧ください。 |
チラシ | 企画展配布チラシ(15.2MB) |
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