企画展
~ガスをはこぶ・つなぐ~ 「ガスと働く乗りものたち」展
石炭運搬船 陸心丸
コークス運搬専用列車 とよす号
大八車による工作車の出発準備風景
ガス工作車の出発準備風景
150年前に日本でガス事業が誕生してから現在まで、都市ガスは原料を工場に運んで製造し、ガス管を通って街に送られ続けています。その都市ガスの製造と供給を支えるため、明治時代よりさまざまな乗りものたちが活躍して私たちのくらしを豊かにしてきました。
都市ガスの原料は石炭から石油、そしてLNGと変わってきています。その原料運搬は、現在にいたるまで船が中心ですが、一部では鉄道も利用されています。
そして工場で製造された都市ガスは、地中に埋設されたガス管で送られていきます。明治から戦後までは、大八車にガス管や工具を積んで人力で工事作業場所まで移動して、手掘りでガス管をつなぐ工事を行っていました。その後昭和30年代になると、急速に機械化が進み、自動車での工具運搬やクレーンなどの工作機械を利用した大規模なガス管の埋設工事が行えるようになりました。
また自動車の活用は工事車両に留まらず、昭和30年代後半からはガス漏れなどの緊急時に現場へ急行する、サイレンと警告灯を備えた緊急車両が登場します。現在でも「緊急出動拠点『ガスライト24』」という緊急出動拠点で活躍しています。
今回の展示では、150年間のガス事業を支え、ガスの原料を工場まで運ぶために活躍した船や鉄道の他、都市ガスの普及拡大に必要なガス管を伸ばすための工事に携わった車など、ガスの安心安全を守ってきた乗りもたちの勇姿を、今昔の写真やミニチュア模型などを通して紹介します。
*企画展ご見学に際してのお願い
新型コロナウイルス感染防止のため、ご見学は30分間隔の入れ替え制とさせていただきます。
1日14回、各回先着25名定員です。
来館当日、受付にて見学時間の明記されたチケットを配布いたします。
チケット記載の時間帯でご見学ください。
<スケジュール>
① 10:00~10:30 ② 10:30~11:00
③ 11:00~11:30 ④ 11:30~12:00
⑤ 12:00~12:30 ⑥ 12:30~13:00
⑦ 13:00~13:30 ⑧ 13:30~14:00
⑨ 14:00~14:30 ⑩ 14:30~15:00
⑪ 15:00~15:30 ⑫ 15:30~16:00
⑬ 16:00~16:30 ⑭ 16:30~17:00
※常設展示は随時ご見学できます。
当館の〈新型コロナウイルス感染防止等へのご協力のお願い(改訂版)〉も併せてご覧ください。
会期 | 2023年 1月21日(土)~ 3月26日(日) |
開館時間 | 午前10時~午後5時 |
休館日 | 月曜日 |
会場 | ガスミュージアム ガス灯館2階 ギャラリー |
交通 | 交通情報、最寄地図はこちらをご覧ください。 |
チラシ | ガスと働く乗りものたち |
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