企画展
~『昭和100年』、そして『戦後80年』の一歩先へ~豊かな暮らしをかなえたガス器具たち
東京ガスが設立されてから140年を迎える今年は昭和という時代が始まって100年、そして戦後80年を迎える年でもあります。戦後80年は社会や制度、政治体制の大きな変革を経た複雑な時代となっています。
戦災復興から立ち上がった日本は、昭和30年代からの高度経済成長期を経て一時的な経済不況はあったものの、昭和60年代のバブル期まで安定した経済成長を維持し国民が豊かさを実感できた時代でした。

エンジェル3号湯沸器 販売年:昭和34年(1959)
戦後の豊かな暮らしを支えた要素の一つはガス器具の進化と普及です。コックをひねることで調理や暖房、温水が手軽に利用できるようになりました。特に昭和40年(1965)に登場した「バランス型ガス風呂釜」は、内風呂やシャワー利用の普及を後押しし、私たちに豊かで快適な暮らしをもたらしました。

カタログ 浴槽風景 昭和45年(1970)
平成から令和の時代に入るとガス器具は安心・快適機能を備え、エネルギー効率や環境負荷に配慮した器具が登場し、現在の暮らしを支えています。
本展示では戦後の高度経済成長期からバブル期にかけてのガス器具を中心に、当時のポスターや広告資料とともに紹介します。時代ごとの台所やお風呂場の風景写真、象徴的な品々を通して昭和を彩った暮らしの変化を振り返り、これからの都市ガスの取り組みについてもご紹介します。

ポスター ガス自動点火七輪TM一口七輪 昭和31年(1956)
さらに、シチズン時計株式会社様にご協力いただき、各年代を象徴する時計を展示します。

シチズンデジタル時計 昭和50年代
これにより各年代の雰囲気を体感いただくとともに、昭和100年、戦後80年を超えて紡がれるガス器具の進化の歴史と未来へのまなざしをお楽しみください。
会期 | 2025年6月28日(土) ~9月15日(月・祝) |
開館時間 | 午前10時~午後5時 |
休館日 | 月曜日(月曜日が祝日および振替休日の場合は翌日が休館) |
会場 | ガスミュージアム ガス灯館2階 ギャラリー |
交通 | 交通情報、最寄地図はこちらをご覧ください。 |
チラシ | 企画展チラシ |
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