ガスミュージアムブログ
新しい企画展が始まりました。
テーマ:展示 公開日:2014年09月21日
9月13日より「銀座から140年 ガス燈が照らした東京の街」展が新しく始まりました。
今年2014年12月18日は、芝の金杉橋から京橋までの銀座通り沿いに85基のガス燈が
東京にともってから140周年になり、今回はこれを記念しての展覧会です。
会場では1874年(明治7)から始まった東京のガス事業の歩みをガス燈を中心に、
様々な資料から紹介しています。
主な展示作品は、お雇い外国人のフランス人アンリ・プレグラン直筆のガス管敷設計画図や
ガス燈の姿を見ることができる錦絵や写真、東京各所で使われたガス燈のほか、姿を消して
しまう昭和10年代まで残る上野のガス街灯の写真などを紹介しています。

東京瓦斯燈市街埋簡図絵
アンリ・プレグラン 1874年(明治7)

東京名所図会 する賀町三ッ井銀行
歌川広重(三代) 1878年(明治11)

写真 駿河町三井組「明治大正建築写真聚覧」より
1936年(昭和11)

写真 上野公園に残るガス燈
1937年(昭和12)

写真 京橋のガス燈
2014年(平成26)
また一度は姿を消していますガス燈ですが、現在ではモニュメントとして東京各所に復刻された姿を
見ることができ、会場では「湯島天神のガス燈」と「京橋のガス燈」の姿を紹介しています。
このほか館内では「ガス燈の点灯実演」や「館庭に立つガス街灯」もご覧いただけます。
12月23日(火・祝)まで開催していますので、皆様のご来館をお待ちしております。