ガスミュージアム

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館内の見どころ

館内の見どころ

進化するガス機器

コーナー紹介

進化するガス機器

進化するガス機器

くらし館1階の「進化するガス機器」コーナーでは、ガスコンロや給湯器、お風呂の機能が、明治、大正、昭和の時代から現在に至るまで、暮らしの変化とともに進化した様子をご紹介。現在、ガスコンロは、全口に安全センサーが設置され、オートメニューで簡単に自動調理できるようになっています。給湯器も家庭用燃料電池「エネファーム」が登場し、ご家庭で発電しながらお湯をつくれる時代になりました。

歴史から知る

見どころ①

ガスコンロ 全口センサーがついて安全に賢く自動調理。

亥三号台付七輪

亥三号台付七輪

明治45年(1912)の手彩きのカタログ紹介でされている、卓上ガスコンロです。外枠と五徳が一体となったデザインで、昭和35年(1960)までカタログに掲載されていました。

自動点火ガス七輪

自動点火ガス七輪

乾電池を電源とした「自動点火装置」を備えた最初のガス器具です。一口コンロとしては大変高価な製品でしたが、便利なこともあり、その後のコンロは自動点火装置を搭載した製品が標準になっていきました。

ガスビルトインコンロ 「ピピッとコンロ」

ガスビルトインコンロ 「ピピッとコンロ」

「安全性」「調理性」「清潔性」「レジリエンス性」の機能を搭載した、ビルトインガスコンロです。本体のオート調理機能だけでなく、スマホ連動アプリを活用することで、調理のサポートも受けることができます。停電時でも乾電池で使用できます。

関連資料
立ち消え安全装置付 ガステーブルコンロ

立ち消え安全装置付 ガステーブルコンロ

コンロを使用中、風や煮こぼれなどで、ガスの炎が万が一消えてしまったとき、自動的にガスを止める安全機能が搭載された初期の製品です。この後もさまざまな快適・安全機能を搭載したコンロが登場しました。

二口ガステーブルコンロ「クロワッサン」

二口ガステーブルコンロ「クロワッサン」

雑誌「クロワッサン」とコラボレーションをしたコンロ調理に特化したガステーブルです。シンプルなデザインながら、とろ火調理から業務用コンロに引けを取らない6,000kcalのバーナーを搭載し、根強い人気がありました。

ガスビルトインコンロ 「+do」

ガスビルトインコンロ 「+do」

平成18年(2006)に“料理をすることを楽しむ” をコンセプトに登場したコンロです。長年「使いやすい、デザインがよい、火力が強い」などの理由で、改良を加えながら、現在も販売されています。

見どころ②

ふろ給湯器 自動で風呂わかしも発電もできる。

写真「角型ガス風呂」

写真「角型ガス風呂」

明治42年(1909)のカタログで紹介されている、木桶の浴槽にガス風呂釜が内蔵された製品です。カタログでは角形と桶形の浴槽製品が紹介されていました。

屋外設置型ガス風呂釜

屋外設置型ガス風呂釜

屋外設置型のガス風呂釜です。浴室の外に風呂釜を設置することで、換気を配慮する必要がなく、風呂釜が移動したことで浴室内を広く利用できるようになりました。

貯湯ユニット・熱源機一体型エネファーム

貯湯ユニット・熱源機一体型エネファーム

都市ガスから取り出した水素と、空気中の酸素を反応させて発電するのにあわせ、その時発生した熱を利用してお湯を沸かすことできる、家庭用燃料電池システムです。平成21年(2009)に世界に先駆けて登場しました。

関連資料
イラスト「洋風呂」

イラスト「洋風呂」

明治37年(1904)発行のカタログに掲載されている、浴槽わきに設置して利用するシャワー兼用の湯沸器です。

イカリ11号ガス湯沸器

イカリ11号ガス湯沸器

昭和30年代に登場した初期の大型湯沸器です。口火から点火してガスの炎を灯しますが、屋内に設置して使用するため、換気に配慮する必要ある製品です。

高効率ガス給湯器「エコジョーズ」初代

高効率ガス給湯器「エコジョーズ」初代

ガスの炎でお湯を沸かすだけでなく、排気中の水蒸気の熱も回収することで、燃焼エネルギーの95%もお湯として利用できる高効率な給湯器です。CO2の排出量も減らすことができ、環境に配慮した給湯器の先駆けとなりました。

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