Webスケッチ展
「小平周辺 スケッチ散歩」展
2015年2月13日(金)~3月15日(日)に開催された「ガスミュージアムスケッチ展 小平周辺 スケッチ散歩」の出品作品をご紹介します。小平を中心としてエリアを少しひろげての募集に、27点の作品が寄せられました。それぞれの作家のオリジナルな視線と感動をお楽しみください。
※出品者のご承諾をいただいたものに限り、掲載させていただいています。
いろりの里
上野 博行
武蔵野の面影を残す庭園レストラン「いろりの里」。入口水車がお出迎え。
デ・ラランデ邸
中村 邦彦
小平市に隣接している「江戸東京たてもの園」内の西ゾーンに建てられており、赤い屋根の洋館にひときわ眼を惹かれる。1階にはカフェがあるので、建物内部の雰囲気を味わいながら小休止してみては如何でしょう…
小平駅北口界隈
川上 雅彦
小平霊園正門から欅の並木道を東に向かって歩くと、間もなく小平駅舎や踏切前の車列とともに、大きな赤い看板が見えてくる。私がこの地にうつりすんだ30年前からこのラーメン屋はあるなあと思う。
平作うどん
小林 勝巳
青梅街道沿いに平作うどんの店舗がある。格子引き戸が民家風の店内と相俟って武蔵野の風情を醸し出す。春には桜が趣を増す。残念ながら昨年店舗は取り壊され、隣のビルに移転した。残された桜は寂しげだ。
花小金井駅(南口)
清水 栄
グリーンロードから散歩スケッチです。
嵐のあとの夕焼け
臺 利夫
見たこともない光と雲の乱舞でした。(小平市花小金井3丁目:科学館通り)
霰(あられ)
村山 ひろ子
霰の中の一本の木に力強さと明るさを感じました。
庭の木陰
宝田 裕
小平にあって、日本ではないような佇まいのガスミュージアム。静かで落ち着いた庭。暑さを避けて、桜の木の下で背中に涼しい風を感じながらキャンバスに向かっていました。
デ・ラランデ邸
川上 輝幸
明治43年、ドイツ人実業家デ・ラランデが増築し居住した洋館。三島由紀夫の小説に描かれている。今は小金井公園に移築され、市民に親しまれている。
秋彩の大欅
鈴木 俊春
小平市を横断している青梅街道を行くと、今も残る屋敷林の大樹が目に入る。中でも「竹内家の大欅」は小平のシンボル的な樹で、裏に廻ると畑の奥に美しく紅葉した木々が母屋や蔵を囲み、昔なつかしい風景がまだそこにあった。
晩秋の玉川上水
新村 敞平
小平市に移住して2年、一番好きな散歩道を描いてみました。
「鈴木ばやし」山車
米田 清治
祭りでは心が躍ります。武蔵野神社祭礼の山車を描いているときは、鈴木ばやしがずっと響いているようで…
小平ふるさと村
塩谷 茂
ふるさと村を訪ねると、古い家、遊びにあえ、ほっとした気持になります。
津田塾大学校
小山 勝利
存在感ある校舎と一緒に学園の生活感も描いてみたくて人物を多く配してみました。
大沼稲荷神社
文 泰子
久しぶりに初詣に行った。とても静かだ。毎年秋にはにぎやかなお囃子が聞こえて来る。 “笛、太鼓 祭り囃子はさそえども せがむ子もなく暮れる秋の日” 子ども達が家を出て、お祭りに来ることもなくなったな。そんな感慨を覚えつつお参りした。
ガスミュージアム
菊地 淳子
今から十五年位前に、サークルの写生会でガスミュージアムに連れていってもらい、その頃写生なんかあまり描いた事がなく、レンガ造りの素晴らしい建物を見てもどこを切り取ったら絵になるのかもわからない頃に必死で描いた一枚です。
がす資料館
吉田 登志子
スケッチの為初めて訪れ、レンガ造りの美しさに圧倒。描く自信はありませんでしたが、少しづつ描き進むうちに建物の規則性に取り込まれ、いっきに仕上げてしまいました。
ガス灯館
窪田 恒子
こんな身近に明治時代の復元の建物があるとは知りませんでした。赤レンガのモダンな展示館、また、数々のガス灯、思わず平成の時代を忘れ、明治、大正時代のなごやかな空気を感じ、夢中でスケッチしました。
晩 秋
杉井 幸雄
中央公園の大イチョウが枯れ始め、一面に大量の落葉が輝き、素晴しい光景でした。
ガスミュージアムの見学
福田 一彦
展示室の前で先生と生徒の見学、説明風景を描きました。
小平ふるさと村 昔の遊び
斎藤 平四郎
屋外で子どもたちの遊び声が消えて久しい。昔僕たちは日暮れまで原っぱで遊んでいた。最近、散歩の途中でふるさと村に入ると、大人の指導で子どもたちが昔の遊びをしていたが、なぜか遊びに馴染んでいなかった。懐かしい遊び残しておきたいが…
早春の玉川上水 (新堀用水)
斎藤 嘉暲
玉川上水には中央公園の近くや小川橋周辺など、良くスケッチに行きます。
二人(その4):6月の花嫁
塩谷 芳雄
小平グリーンロードにある『あじさい公園』は、かしわば紫陽花、がく紫陽花などが満開。そんな自然に囲まれた中で、多くの人に祝福される結婚式:ジューンブライドを夢見る二人です。傍らの少女像も祝福しています。
北山公園
木藤 一郎
ゆったりとしたさわやかな一日でした。
日本一の丸ポスト
栗田 健
「壮大な高層アパート」「都会らしい広い幅の舗道」「瀟洒(しょうしゃ)な駅舎」「市民の誇りである文化発信ポイント、ルネ小平」…ここを歩くといつも胸を張りたくなる。
小川寺山門
君野 弘征
あちこち散歩して、ふと見ると山門が静かに大きな存在で絵心が動かされた、「山門との対話」。
過去のスケッチ展
- 「多摩を訪ねる」
(2019年2月8日(金)~3月10日(日) ※前期:2月8日(金)~2月21日(木)、後期:2月26日(火)~3月10日(日)) - 「多摩~私たちから君たちへ~」
(2018年2月9日(金)~3月11日(日) ※前期:2月9日(金)~2月22日(木)、後期:2月25日(日)~3月11日(日)) - 「多摩を見わたす」
(2017年2月11日~3月12日) - 「小平周辺 スケッチ散歩」展
(2016年2月11日~3月13日) - 「小平周辺 スケッチ散歩」展
(2015年2月13日~3月15日) - 「私の小平」展
(2014年2月8日~3月16日) - 「私の小平」展
(2013年2月9日~3月17日) - 「私の出会った東京風景」展
(2012年2月3日~3月11日)